収益不動産の運用利回り関して金利の上昇はリスクになります。金利が上昇して利払いが多くなれば、運用利回りは相対的に低下してしまいます。 将来の金利変動を見込んで計画を立てておきましょう
不動産投資をする際に借入れ(ローン)を中心に資金の調達をする人には、現在の低金利の状況は、非常に魅力的といえます。
しかし、この低金利がいつまで続くかはわかりません。マスメディアなどにおいて、「今後、金利が上昇するのでは?」と言われています。
では、この金利の上昇は不動産にどういう影響を及ぼすのでしょうか?
ここでは、金利と不動産に係る利回りとの関係に着目して説明します。
<5000万円を30年元利均等返済の場合>
| 金利 | 月々の支払い | 総返済額 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2% | \184,810 | 66,531,505 | |
| 3% | \210,802 | \75,888,726 | ¥9,357,221 |
| 4% | \238,708 | \85,934,753 | ¥19,403,248 |
預金していてもほとんど利息がつかない現在の低金利は、ローン利用者にとってはもちろん追い風ですが、現在の状況が今後もずっと続くとは考えづらく、金利は今後上昇する可能性もあります。
投資計画は、ある程度の金利変動も見込んだ上で立てる必要があります。
低金利時にローンを組んで物件を購入した場合、ローン金利が上昇すると返済金額が増え、投資物件の予定利回りが減少する可能性があります。
金利の上昇は、好況への変化、好景気になっている事の裏返しでもある為、不動産オーナーにはデメリットばかりではありません。
デフレからインフレへの変化により、家賃の上昇や不動産価格の上昇をもたらす可能性があります。いわゆる (資産価値の上昇)です。
現に平成18年地価公示価格では、東京23区のすべての区で地価は上昇、または横ばいとなり、特に都心部では高い上昇率が目立ちました。
支払い額の安定への対応としては、固定金利の選択や、繰り上げ返済の資金の確保などがあげられますが、景気拡大=金利上昇=家賃上昇=資産価値上昇の図式が成り立つため、返済額だけが増える可能性は低いと言えます。